数体の彫刻作品の横に愛用のメガネ。前にはロックグラスの酒という写真が、この案内状のための作家の希望するものだった。「深夜の散歩」というサブタイトルだ。時間を忘れながら、夜明けの草花のしずくが宿す光に目をうばわれる時まで、作家がひとり制作に打ち込む姿が目に浮かぶ。が、あえて希望されたものを使わず、作品群のみの写真にした。「深夜の散歩」に、ひとりで出かけるのを引き止めて、仲間にいれていただきたいのだ。そして、立体彫刻を創造する気持ちを共有したいと考えるわけだけれど。(2008年展覧会案内より)
福原 忍
飽きもせずなぜ素描を繰り返すのかとおもうことがある。おそらくそれはほかならぬ自分自身が周縁のいのちにすぎないと知る行為であるからにちがいない。(2009年展覧会案内より)
船山滋生
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左から 「待春」鉛筆・筆 14x10.5 cm 「冬木影」 鉛筆・筆 11x10 cm 「博多人形」 鉛筆・筆 15x10 cm |
左から 「冬日」鉛筆・筆 14x10 cm 「神代桜」 鉛筆・筆 15x11 cm 「白き飛翔」 鉛筆・筆 13x10 cm |
《プロフィール》 【略歴】 |
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1948年 | 東京都生まれ |
東京造形大学彫刻科卒業 | |
【個展】 | |
1997、2006、08、09年 |
福原画廊 東京 |
2003年 | 梅野記念絵画館 東御市 |
2005年 | 高島屋日本橋店本店画廊 東京 その他 |
【グループ展】 | |
1991〜99年 | 具具展 |
2005年 | 新世紀の顔・貎・kao展 その他 |
『声』・・・農村歌舞伎/ドクダミの花/シモツケ/シロツメクサ/京うちわ/ユウガオの花/酔芙蓉/ヤマボウシの実/ガラスの万華鏡/ムラサキシキブ/落葉/北の空(鉛筆・墨)ドクダミの花/初冬の高原/枯野菊(水彩)/横顔(鉛筆)/その他 多数 |